汚言症コプロラリア、反響言語(エコラリア)、反復言語チックパリラリアについての解説

汚い言葉を発する状汚言症おげんしょうとは??

汚言症おげんしょう

汚言症おげんしょうとは?重篤な複雑音声チック)の症状で汚い言葉を発するのが特徴です。英語では、コプロラリア(Coprolalia)といいます。

 

 

社会に受け入れられないわいせつで卑猥な単語を言ってしまう人のことです。YouTube でCoprolaliaと検索すると患者さんの映像が映し出されます。特徴としては、性的なものを単語やフレーズにしてしまう場所や状況などお構いなしにです。

 

文章のつながりのないところで社会的に許されない場所で大声で言ってしまうため周囲から嫌われます。
共通点は止めようと思っても止められない点です。

 

トゥレット症候群の重篤な多発性チックの症状である汚言症ですが、実際に、汚言症があらわれるのは、3分の1以下です。トゥレット症候群 と診断された=汚言症??というわけではありません。

 

また子どもがふざけて発することばや、わざと言っている場合コプロラリア(汚言症)とは呼びません。


他者の言葉を繰り返す反響言語(エコラリア)echolalia

反響言語(エコラリア)echolalia

反響言語エコラリア echolaliaとは?相手の人が話した言葉をすぐに繰り返すことでオウム返しで言葉を発する症状です。即時性エコラリアは、自分が言われた言葉をその直後に言ったり反復することで遅延性エコラリアは、聞き覚えた他者の言い回しやテレビのCMなどを繰り返しくりかえし反復してしまう症状です。

 

反響言語(エコラリア)echolaliaは、トゥレット症候群 患者の四分の一から二分の一のわりあいで発症します。反響言語(エコラリア)echolaliaは、言葉(言語)の繰り返し反響動作(エコプラキシア)は、トゥレット症候群 の十分の一の割合で発症します。


自分の言葉を反復するチックパリラリア(反復言語)

自分の言葉を反復するチックパリラリア(反復言語)

自分の言葉を反復するチックをパリラリアparilalia(反復言語)と呼びます。奇妙なアクセントやどもり吃音などの症状となってあらわれるケースもあるようです。



種類と症状