チック、トゥレット症候群 に効く薬ハロペリドール (Haloperidol)

チックに効く薬ハロペリドール (Haloperidol)

薬

国内では大日本住友製薬からセレネース、田辺三菱製薬からリントンなどの商品名で発売されているハロペリドール (Haloperidol)は、トゥレット症候群や重度のチック症状に効くとされている薬で70〜80%改善しますが、完治する薬ではありません。

 

飲むと眠気が強くなるため量を加減するか夜眠る前に服用するなど工夫が必要です。ハロペリドール (Haloperidol)
を飲むことで発症頻度や回数が減り目立たなくさせます。
また飲み始めは、効果が強くあらわれ慣れてくると効果が薄れる傾向があります。

 

ただし誰でも処方してもらえるわけでは、ありません。症状が強く表れ日常生活に支障をきたしている場合投薬での治療になります。


日常生活に支障をきたすような場合薬が処方される

投薬治療で改善する

私の子供は、小児精神科に通院していますが先生は、薬は、必要ないと判断をされました。
まばたきからはじまり、音声チックもあらわれ慢性化していましたが、授業中音声チックの症状が無い(先生が気付かないだけかも?)投薬治療は、しない方針で行きましょうか?とおっしゃいました。

 

先生がおっしゃるには、日常生活に支障をきたしていないなら薬は、処方しない不要ということでした。酷い子になるとコップに入ったジュースをこぼしてしまったり、文字を書こうと思っても手が動いてしまって書けないそうです

薬ハロペリドール (Haloperidol)は、飲み続けなければいけないの?

副作用で眠い

 

薬は、飲み始めて2〜3週間したら一度やめなければいけません。症状が、軽減するか変化を観察して薬の量を調整する必要があります。

 

抑肝散(よくかんさん)漢方薬で治すについてはコチラ


癖と習癖とチック

無意識に行っていることを癖と言いますが、子どもに多い指しゃぶりや爪かみといったクセは、精神的な緊張や不安を感じた時に強く症状があらわれます。同じ「繰り返し」に見えるチックの症状ですが、癖と異なる点は、出さないように気を付けていてもでてしまう点です。

 

強迫性障害、注意欠陥多動症、学習障害などから併発しやすく、吃音症や抜毛症、摂食障害といった症状に発展することもあります。AD/HDの患者の30%〜半数がトゥレット症候群()というのもなんだかうなづけます。

 



種類と症状