チック は治る トゥレット症候群 を改善する方法

チック原因は、何いつ治るの??

私が、初めて子供のチックに気づいたのは、初めに頻繁なまばたきをしてから・・1〜2年経過してからでした。チックは、まぶたがぴくぴく動くこと・・という認識しかなかったので子供がテレビを見ながら激しくまばたきをしていても真剣に見すぎるから??とノンキに考えていたのです。最初のチックを見過ごしたせいで・・わが子のチックは、一過性で自然に治ることもなく、複雑な音声チック慢性的なトゥレット症候群へと変化していきました。チックと気付いてから・・6年が経過します。投薬は、していません・・
治るか治らないか私には、分かりませんが・・当サイトを立ち上げるに当たり・・いろいろ調べていたら自分自身も子供のときから26歳で結婚した年までチックだったことにふと気付きました、
私のチックは、咳払いでした・・緊張するとんんん・・と咳払いをするのは、長年自分のだと思っていました。今は、ほとんど咳払いをすることは、無くなりました。

 

チックは、治したいと思って治せるものではない

 

周りからは「耳障りだよ」「変な癖」「直した方がいいよ」といわれたこともありました。しかし今いえることは「チックは、治したいと思って治せるものではない」ということなのです。私自身発症したのが、小学校3年生ごろ・・(女の子のチックって珍しいんですよね?)投薬をしずに自然に治ったのは、26歳になってからでした。

 

 

チック症状の見られるお子様をお持ちの保護者の方にとって気になるのは・・「いつ治るの」「何が原因なの??」ということだと思います。私の場合、長い年月をかけて自然に完治しましたが自分の子供のチックは、治っていません・・当サイトでは、チックで悩む患者さんチック症状の子供をお持ちの保護者の方に・・母親や保護者の責任じゃないということを1番お伝えしたいと思っています。そして時がくれば必ず治るから・・少しだけ気長に見守ってほしいということをお伝えしたいです・・私自身は、子どものチックに苛立ち指摘したり注意したりしてダメな母親でしたが・・同じような思いを抱えるお母さんって多いと思うんですね。子どものチックが、1日も早く治るように頑張りたい・・焦らずにゆったりとした気持ちで見守りたい・・そんな思いで当サイトを立ち上げました。

 

チックとトゥレット症候群の違い

以下の3つともに当てはまる場合チックより重症なトゥレット症候群の可能性が高いです。

  1. 運動チック・・激しい瞬き目をパチパチ顔をしかめる大き口を開ける
  2. 音声チック・・奇声叫び声
  3. チック症状が1年以上続く

 

医学的には、同じような意味を持つようですが・・ここでは一過性のチック症状をチック長期にわたって続く症状をトゥレット症候群と呼びます。

 

当時をふりかえりチックトゥーレット患者本人の気持ちをまとめると・・
  1. 変な癖(チック)が無意識に出てしまう
  2. 塾や家や教室やあらゆるところで症状が出てしまう
  3. 自分でやめようと思ってもつい出てしまう
  4. 汚い言葉や下品な言葉を空気を考えずに発してしまう
  5. 自分でチックを止めようとすると逆効果。
  6. チックが周囲から「耳障り」と思われていることを認識しても治せない
  7. 自分では、治そうと思っても治すことが難しい・・
  8. 父や母保護者先生が指摘してもやめることができない

 

自分で思い当たる原因

  1. 厳しい父親による折檻叱責罵倒へのトラウマ(結婚と同時に治ったから・・)
  2. 睡眠障害(金縛りになりやすく熟睡できないことが多かった)
  3. 塾(そろばん習字)などの強制

 

 

 

ただし医学的には、チック症状があらわれるのは・・脳神経系異常が原因とされています。
父親は、私にとって厳しい存在でストレスの原因であったかもしれませんが・・チックの原因を取り除くことは、難しいのです・・習い事を1つ減らしても・・解消されることは無かったと思います。

チック症・トゥレット症候群の原因は脳神経系異常

チック症(チック障害)とは、突発的に繰り返される運動発声のことでチック症は運動性チック症、音性チック症に分類されます。初期のチックにおいては、一過性チック症と呼ばれ1年以内に消失することがほとんど。しかし1年以上音声チック運動チックが続く場合慢性チックと呼び汚言症(卑猥な単語などを言ってしまう)、反響言語(他人の言った言葉などを繰り返す)、反復言語(音声や単語を繰り返す)などの複雑な音声チックが出た場合トゥレット症候群(ジル・ドゥ・ラ・トウレット症候群)に分類されます。

 

 

最初は、自分の子どものヘンな癖をチックとは、思わず きつく叱ったり指摘していました。小児精神科で初めてチックと診断されるまでまさか自分のこどもがチック症だったなんて思いもしなかったのです。主治医は、まばたきのパチパチは気になるけれど薬による治療は、必要ありません。しばらくは様子を見ていきましょうと仰ってくださいました。

 

チックが起こるのは、母親や父親の育て方が原因ではありません。保健師さんや養護教諭でも古い知識で、「お母さんの育て方が原因ですよ」「ストレスを失くしてあげてください」と無理難題を言ったり母親が子どもをいじめているかのような言い方で保護者を責め立てることもありますがその認識は、間違っています。
そもそもチックの原因を特定するのは、母親でも主治医であっても無理な話なのです。
ましてやストレスを100%取り除くことなんて、ぜったいに出来ない事なのです。

 

チックの原因は、神経伝達物質の異常でチックは、脳神経系の障害なのです!

 


一過性のチック症と慢性のチック症

一過性のチック症

チック症の原因は、、神経伝達物質のドーパミンの過剰分泌。感受性の強い子どもの場合不安や緊張を和らげるためにチックを引き起こしているケースがあります。一過性チック症は、神経の未発達精神的なアンバランスが原因・・一過性チックの症状は1年以内で焼失治ります。一過性のチックにおいて周囲からの叱責や指摘がストレスとなり、慢性タイプに移行する場合があります。

 

慢性チック症

チック症の症状が、1年以上経過しても治らないケースを慢性チックと呼んでいます。小さい頃にチック症の症状が出ているのに、単なる癖としか判断してしまい成長してからチック症と診断されるケースです。最初は、目のパチパチだったのにああんんふふと音声チックに移行すると目立ちます。日常生活に支障を感じるようであれば、専門機関に受診するのが望ましいです。

トウレット障害(慢性チック症)と併発することがあるもの

トゥーレット障害トゥーレット症候群を発症する子どもの4割以上は、注意欠陥/多動性障害AD/HDといわれており・・広汎性発達障害、学習障害に合併するケースも多く見受けられます。音声チックがひどい場合不合理だとわかっていてもその行動を止めることができず本人も家族も周囲も困っているなど日常生活に支障をきたす場合・・医師と相談の上薬で治療します。その場合・・ハロペリドール、ピモジドが使って投薬治療に入ります。しかし周囲の配慮や環境の変化などで改善することもあるので・・最初は・・診察後経過観察・・心理療法・・投薬治療という段階をふみ治していきます。

 

 

トウレット障害(慢性チック症)と併発することがあるもの
  1. 強迫性障害
  2. 注意欠陥/多動性障害(AD/HD)広汎性発達障害 ADHDとチックの関係
  3. 学習障害
  4. 不登校
  5. 衝動性、攻撃性の亢進、自傷・他害行為

 

 


種類と症状