犬みたいに叫ぶ (音声チック)

犬みたいに大声で叫ぶ音声チック

発達障害とチック

今日、ドラッグストアに買い物に行ったら、キャンキャンとかウオーといった犬の叫び声が聞こえてきました。その声は、しつけがされていない飼い犬が店のなかでキャンキャン鳴いてるのに良く似ていました。私は、犬が苦手なので、どんな飼い主?どんな飼い犬か顔を見てやろうとその声がする場所に近づきました。

 

そこにいたのは、中学生くらいの男子とお母さんでした。自分でコントロールできないのが見て分りました。数分、数十秒おきに男の子は、大きな声で叫びお母さんは、「落ち着いて」とつぶやきながら子供の手を握っていました。
私は、お母さんの対応に胸が締め付けられる思いでいました。

 

お母さんは、周りにじろじろ見られながら「しつけができない母親と思われるに違いない」「でも息子の音声チックをとめることができない」「どうしようもない」そんな思いにかられていたように思います。

 

本人も症状を止められず苦しんでいるのと同じぐらい親も辛い状況なのでしょう。

 

犬のような叫び声をあげてしまう男子の姿でため息や鼻ならしなら目立たないし息子は、軽い方だと思いました。

 

ドラッグストアで会った男子がクラスメートだったら授業中、全然集中できないでしょう・・
トゥレット症候群の2割が不登校の経験者、いうのもうなづける話です支援学級で学習をしているのかもしれません。男子は、落ちつかない様子でじっとしていなかったのでADHD多動やアスぺルガー、自閉症を併発しているのだと思いました。併発はめずらしいことではありません。

 

いずれにしても親のしつけや育て方のせいではありません。

 

セロトニンやドーパミンの代謝異常が原因で発症するようですが、気分が高揚してハイになったときもリラックスしていても出てしまうものなんですね。わが子も完治したわけではありません。今でも夏休みや冬休みは、1日中いっしょに過ごしていると指摘したくなるキモチを抑えなければいけません。
10歳11歳が一番ピークで12歳13歳14歳と波がありましたが15歳になった今は、完治しています。

 

子どものことは心配になるし「気にしないでいる」ことは、大変です。大人になるまでにゆっくり改善していけば良いや・・と思うようになったら私の中から今すぐ治さないと!という焦りが消え改善に向かった気がしています。

 

自閉症児の成長日記:がんばれYOOちゃん!YOOぱぱさんの記事が参考になります。アメとムチ



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