親子でチックを乗り越えるために知っておきたいこと

親子で乗り越えるために知っておきたいこと

母親もチック症

一過性チック症は、10〜20%の子どもに見られますが、本人も家族も理解していないことが多いようです。当サイトを立ち上げた管理人の私は、自分の子供をなんとかしたい!治したいと思い情報を収集していました。

 

ところが調べるうちに自分も夫もチックだったことを知りました。私の場合、発症したのは小学校3年〜4年の時(10歳)です。何がきっかけか思い出せませんが、習い事が多くて精神的な負担があったように思います。26歳で結婚するまでずっと症状が続きました。

 

息子の症状は、音声チックと運動チックの両方で完全に治るまで10年以上かかりました。だから私も子供もトゥレット症候群 ()だったのです。

 

親の育て方や家庭のしつけのせいではありません。

 

チックを正しく理解

 

子供は、治ったりぶり返したりを繰り返すため「育て方が悪かったから治らないのではないか?」と悩む親さんは、少なくないです。保護者が気にしないようにしても音声チックは、やっぱり気になります。症状が長引きトゥレット症候群( )につながると「自分のしつけが間違っていたから改善しない」と自分を責めてしまうお母さんお父さんが多いようですが、そうではありません。

 

家族で乗り越える

 

 

育て方やしつけが、ずべての原因ではありませんが日常生活において工夫や改善をはかっていくことで消失していきます。場合によっては、心理療法や精神療法が必要なこともありますが症状を最小限におさえられるようにいっしょに頑張っていきましょう。


くしゃみや咳と同じと思えば良い

トゥレット障害を克服

素早く頻発するリズムのない反復運動や発声をチックと呼びます。自分のコントロールで短時間なら止めることができますが、くしゃみや咳が止まらない我慢できないかんじと似ています。

 

症状には、個人差があり目をパチパチさせる、口をすぼめる、目をぐるぐる回す、頭を振る、手をくねくねさせる、足でキックする、肩をぴくっとさせる、あごに触ってから胸にさわり肩をすくめる、毎回同じ連動したうごきを繰り返すのもチックです。これらの動きは、わざとしているわけではありません

 

音声チックは、周囲の人に迷惑がかかりますが、周りを困らせるためにやっているわけではないことを理解する必要があります。



種類と症状