心因性の病気や心の病ではない、やめられない止まらない

チックは心の病や欲求不満ではありません。

チックは心の病ではない

一昔前までチックは、心の病や欲求不満と考えられてきました・・そのため心や心理的にあるいは、精神に問題があるから発症すると考えられてきました。

 

でも本人は、わざとやっているわけではありません。するつもりが無いのにやってしまうのです。
だから自分の意志では、どうすることもできません。

 

やめようと思ってもやめられないそしてやるつもりがないのにやってしまうのです。
また精神面が強くすると治るわけではありません。ストレスを全部排除しても治りません。学校や職場などで抑制して家庭で症状がひどくなる場合もあります。

 

 

 


心因性ではなく原因は神経伝達物質のアンバランス

子供でチックを発症するのは、10人に1人から2人の割合です。大半が4歳から11歳ごろに、発症し自然に治る一過性チックです。

 

しかし治らないまま1年以上チックの症状が続くは、1万人に4〜5人と言われています。

 

幼稚園、保育園、学校では目立たないのに家庭で頻繁に症状が見られる場合もあります。子どもの精神状態は、リラックスしていてもハイの状態(高揚)でも緊張や不安でも回数が増えたり減ったりします。

 

原因は神経伝達物質のアンバランス

 

ドーパミンという神経と神経をつないでいる神経伝達物質のアンバランスの関与がチックの原因とされています。一過性チックからトゥレット症候群 まで1つのスペクトラムとして研究が進んでいます。一過性チックは、本人の成長や発達により改善していきますが慢性チックは、現在のところどうして慢性化するのかなぜ長期化するのかは分かっていません。ストレスが原因とも言われていますがストレスを感じる度合いは、人ぞれぞれ

注意してはいけない指摘してはいけないと言われても無理

チック症の子供たち

チックが症状があっても、適応障害の子は、稀。対人関係は良好で人の気持ちが理解し人が気が付かないとこに注意が向けられる子も少なくありません。

 

実は、細やかなデリケートな持ち主だったりします。

 

でも「注意してはいけない」「指摘してはいけない」と言われても無理だな〜って思っていました。何年も何年も苦しみました・・症状が気になり注意もしたし怒ってばかりいました。

 

とくに高学年になったときは、頻度も症状ももう治らないのではないかと??思うくらいでした。あまりにもひどくなってきたとき、私の気持ちの中で「大人になるまでにゆっくり改善していけばいい」という余裕が出てきたのです。

くしゃみや咳と同じだから止められないんだよ・・10代が一番のピークならあとたった2〜3年経ったら治るかも?と思うようになっていました。一生治らなかったとしても今より軽くなるように見守ってあげよう!そう考えるようになっていました。

 

あれから3年。10年以上悩み続けましたが、中学校を卒業するころには治りました!!もし今悩みの真っただ中にいたとしても、今が1番最悪な時!!谷底まで沈んだらあとは、山を上がるだけなんです!!大丈夫、あなたのお子様もきっとよくなります。



種類と症状